神奈川県立秦野戸川公園前、名水百選に選ばれた丹沢の美味しい水と自家製粉&石臼引きのそば粉で打った、美味しいお蕎麦が食べられる「手打そば さか間」さんにお邪魔しました。
平日でも行列の人気店 十割蕎麦は予約なしでは食べられない!?
神奈川県立の秦野戸川公園にお散歩に行ったあと、いつものように「山守茶屋 杜のとうふ工房三河屋」でお豆腐、お揚げ、おから、ドーナツを購入。
園内をウォーキングしたこともありお腹はペコペコ。(お散歩前にはランチでお腹がいっぱいだったんですけどね。ランチは同じく秦野市にある森のカフェという素敵なお店でいただきました~)
お豆腐屋さんの隣にいままではあまり目に入っていなかったのですが、屋根がニョキっととんがった一風変わったお蕎麦屋さんがあることに気がつきました。
戸川公園横の駐車場に車を停めているし、そのままお蕎麦でも食べましょか?と夜の開店時間ちょうどの17時に入店。
駐車場は店舗裏に9台ようですが、一杯の時は有料ですが公園駐車場に停めた方がいいかもしれませんね。
ちなみにこの時点でお店に関する事前情報はゼロ。
「散歩してた公園の目の前、お腹がペコペコ、見た目がユニーク」
入店の動機は上記三点のみ。
「ま、お蕎麦屋さんで大外れはあんまりないでしょ~!」的な軽いノリで。
入口で「石臼挽き手打そば」って看板を見て期待度はUPしましたけど。
店内も素敵なインテリア 三ノ塔や塔ノ岳の登山客にも愛される名店
入り口を入ると「いらっしゃいませ~、順番待ちリストにお名前をお願いします~!」とスタッフさんの声。開店間もないこともあり、店内は半分くらいの客入り。
戸川公園は三ノ塔や塔ノ岳への登山口ということもあり、大きなバックパックを背負った登山帰りのお客さんもチラホラ。(みなさん美味しそうにビールをゴクゴク飲まれてました。)
ホールには男性スタッフが一人。
オーダー取り、品出し、新規客の案内、片づけをお一人で頑張ってます。
すぐにテーブルに案内いただき、メニューを拝見。
■冷たいおそば■
せいろ 850円
限定 十割 田舎せいろ 1100円
つけとろ 1050円
蕎麦の実おろしそば 1100円
にしんそば 1400円
かき揚げせいろ 1400円
鴨せいろ 1700円
豚肉せいろ 1800円
天せいろ 2200円
■温かいお蕎麦■
かけ 850円
やまかけ 1050円
にしんそば 1400円
花巻そば 1100円
かき揚げそば 1400円
かも南蛮 1700円
天ぷらそば 2200円
釜揚げうどん 1050円
鍋焼きうどん 1650円
そばがき 1050円
腹ペコでメニューを見ると・・・全部食べたくなりますよね。
酒飲みせちは大興奮の豊富な「肴」メニュー。
そして魅惑のドリンクメニュー。
「今日はお散歩(運動)したし~」、
・・・ということで、食事メニューを注文前にハイボールをオーダー。
今日も素敵な一杯ありがとうございます。
で、肝心のメニュー選択ですが、パートナーちゃんは「期間限定 トマトと茄子のおろしそば 1450円」に決定!(写真は得意のピンボケですけど)
蕎麦屋飲み好きも大満足の豊富なおつまみメニュー
せちは・・・
「板わさ 500円」
お通しはぬかの香りが素敵なお新香。
パートナーちゃんは基本お酒は嗜む程度の人。せちが「板わさ~」と注文すると「板わさってなに?」と知らなかった様子でキョトン顔。
「かまぼこだよ」って伝えると「わさはワサビでしょ?板は何?」だって。
「板かまぼこの板じゃね?」って想像で教えておきました。(さっき調べたら板かまぼこの“板”であってるっぽい。念の為、諸説ありって書いておこうか。)
肝心の板わさちゃんですが、分厚く切られたずっしりめのかまぼこに、美味しい醤油、風味満点のワサビのハーモーニー♬んまし。
ちなみにハイボールは既に二杯目。
二品目は「あげナス田楽 650円」
甘すぎず、塩辛すぎないお味噌に白髪ねぎと蕎麦の実で食す揚げナスさん。
こんな優秀なおつまみはナカナカ出会えません。
油で揚げているのでカロリーゼロですし(嘘)、ハイボールにも合う~♫
絶品の期間限定トマトと茄子のおろしそば
揚げナスとトマトジュレ、かまぼこ、ミョウガ、シソ・・・食べる前から旨さの王者の風格。
季節限定系のメニューの多くは
限定ならではの物珍しさ>実際の美味しさ
だったりしますよね。
こちらの「トマトと茄子のおろしそば」さんてば、そんな季節限定界の常識を根底から覆す旨さなんです。そばに限らずですが、温かい食べ物に比べると冷たい食べ物ってどうしても味に深みが出にくいんですよね。
なのに~、トマトの旨味と酸味、ジュレから香るだしの深み、揚げナスの香ばしさ、ミョウガ&シソの存在感・・・そして全てを包み込む蕎麦とつゆ。
いつまでの期間限定かは確認しませんでしたが、このメニューは是非とも食べていただきたい。
おすすめが過ぎるメニューです。(注文したのはパートナーちゃんなので、せちは2口食べただけ。なのにこの感動です。)
はい、せちの三品目は「鴨炭火焼 900円」
正直、おつまみですし、そんなに大きな期待はせずに注文したのですが、
炭火でじっくり、裏庭で焼かれた鴨さん・・・
めっちゃ美味しかったんです~。
柔らかくふんわりと炭の遠赤外線を浴びた香ばしい鴨とネギの香り、辛子でパンチを加えたら、そりゃ旨いっすわ。
それにあげナス田楽のお味噌をのせたら昇天レベルのコラボレーションです。
さらにハイボールちゃんが進みます。(せちが楽しそうにハイボールを飲んでいるといつもパートナーちゃんはニコニコ見つめています。怒られたりしません。飲みすぎじゃね?とは怒ってないはず・・・。たぶん、きっと・・・。)
お蕎麦屋飲みもいよいよ終盤です。
締めのお蕎麦を発表しやす。
温かいおそばメニューから、「かけ 850円」を選択しました。
おつまみで色々な味を楽しんだのであえてのシンプル蕎麦。ハイボールで冷えた身体に熱々のかけそばです。
沁みたわ~。
見た目のシンプルさからの想像を裏切る優しい味の深み。
醤油の塩味はしっかり目、なのに塩辛さではなく醤油の味が自己主張してる感じ。
おそばの歯ごたえも残しつつ、つるっと感もあり。
冷たいメニューも温かいメニューもどちらのおそばも楽しめてヨカッタです。
オーダー品がことごとく美味しく、さらにメニューも豊富。さか間さんにはまたお邪魔して別のメニューも食べてみたいです。
ごちそうさまでした~!!!(大満足)
おまけ:そば打ちスペースをパシャリ。
メニューにも書いてありましたが「限定十割蕎麦」は残念ながら売り切れでした。予約しないと食べられないかもです~。食事中もひっきりなしに予約の電話が鳴り響いていました。
コース料理などもあるようで、またお邪魔するのが楽しみなお蕎麦屋さんでした。
満月の日「夜さか間」という謎のイベント情報も・・・。
残念ながら、しばらく先まで予約が埋まってました。
気になる~。
手打そば さか間
■店名■ 手打そば さか間
■URL■ https://www.sakama.co.jp/concept.html
■住所■ 〒259-1304 神奈川県秦野市堀山下1291
■営業時間■ 昼 11:00~14:30 夜 17:00~20:00
■定休日■ 毎週木曜、第三水曜 祝日の場合は営業
■駐車場■ 有(9台)
■支払い方法■ 現金、クレジットカード、QAコード、電子マネー