成田といえば“成田国際空港”や“成田山新勝寺”ですよねぇ。
ちょっと成田空港に用事があったのですが、ちょうど夕飯時だったので成田名物のうなぎを食べに行こうと思い調べてみました。
Googleマップでも色々と調べ、さらにChatGPTで“成田エリアでおすすめの老舗うなぎ屋”を聞いてみました。
川豊本店(かわとよほんてん)
- 創業:明治43年(1910年)
- こだわり:店頭で生きたまま捌く様子が見られ、井戸水で活かされた新鮮な鰻を注文ごとに「さばき・蒸し・焼き」するスタイル。薄甘口の継ぎ足しタレで、ふわふわの食感が楽しめます
- 雰囲気:1911年建築の国登録有形文化財の木造三階建て建築で味わう歴史ロマン。行列必至ですが、その見応えも魅力の一つです
- アクセス:JR成田駅/京成成田駅から徒歩約10〜11分。新勝寺参道の中ほど。
駿河屋(するがや)
- 創業:寛永年間(江戸時代)、旅籠からうなぎ専門店へと発展
- タレと火入れのこだわり:下総醤油・白九重味醂・氷砂糖を使用した甘すぎず余韻が美しいタレ。備長炭でじっくり焼き上げる香ばしさが魅力
- 店構え:総門脇にあり趣ある和室でゆったり。整理券対応で回転も良く、混雑時も比較的スムーズ
- アクセス:新勝寺総門から徒歩約1分、参道沿い。
日本料理 菊屋
- 創業:約270年前(1750年代~)の老舗
- 特徴:国産鰻使用、炭火で香ばしく焼き上げた「国産うな重」が名物。店内は落ち着いた雰囲気で、夜20:30まで営業。鰻以外の和食・お酒も充実
- 雰囲気:参道沿いにあり、赤提灯が目印。上品で落ち着いた食事体験が可能
- アクセス:新勝寺参道沿い、菊屋は仲町385番地。
成田のうなぎ初心者なので、今回はこの三店に絞って行く店を決めたいと思います。
選ぶ基準は“土曜日の夕方に行ける”、“老舗&人気店”、“予約したり列に並んだりしなくていい”の三つ。
なかなかハードルは高そうですが、さらに調べていくと・・・。
『川豊西口館は本館に比べると空いていることが多い』との噂。
成田山に近いこともあり川豊本館、駿河屋、菊やは混雑していることが当たり前とのこと。
一方で川豊西口館はJR成田駅の西口(成田さんとは反対側)に位置していることも理由のひとつのようです。
駐車場の数も充実しているとのことだったので、今回は川豊西口館さんで成田名物のうなぎを食べてきましたので、

さっそく“正直レビュー”をいたします!
川豊西口の営業時間やメニューは?

やってきました川豊西口館。
二車線の通りに面したところに駐車場の入り口があります。(若干入り口は見えにくいかな?)
建物横と裏に広い駐車場がありますが、満車で停められない場合は隣にコインパーキングもありましたので、そこで停めてしまうのも手かも。

この立派なビル全部がお店になっているようで、団体とかの予約もできるのかな。
ぱっと見は「温泉旅館?」って雰囲気。

入り口は向かって左側。

食べログでは定休日が水曜日のみになっていますが、店舗前の張り紙には水・木曜日と書いてありますのでお気を付けて。
■営業時間■ 平日11:00-14:30 土、日、祝 11:00-14:30 17:00-20:00

並んで待っているお客さんように入り口前にはメニューが置いてあります。
支払い方法は“現金のみ”。うなぎは価格が高いので出来ればカードとかで支払いしたいですよねぇ。
【うなぎ料理】
うな重(きも吸・新香付) 3,500円
上うな重(きも吸・新香付) 4,400円
大上うな重(きも吸・新香付) 6,200円
【蒲焼】
蒲焼 3,300円
上蒲焼 4,200円
【定食・御膳】
天ぷら定食 (海老・野菜他)1,800円
まぐろ刺身と野菜天定食 2,400円
【丼物】
うな丼(きも吸・新香付 昼のみの限定で12食) 2,400円
【おつまみ・一品】
あなご天ぷら 1,300円
う巻き 2~3人前 1,500円
あじの南蛮漬け 750円
きも吸 200円
ライスセット 400円
なすの煮びたし 450円
天ぷら 1,400円
まぐろの刺身 1,700円
アイスクリーム 380円
【お土産】
蒲焼 3,300円
上蒲焼 4,200円
うなぎ弁当 3,500円
上うなぎ弁当 4,400円
川豊西口館店内の様子&実際に食べたメニューの正直レビュー

入口にあるレジ前の待合エリア。
お邪魔したのは土曜日の17時ちょっと過ぎ。
いつもの様子なのか、たまたまのラッキーなのか、お天気が小雨交じりだったからなのか、店内は数組のみで直ぐにテーブルに通してもらえました。

レジには「お料理の提供まで20~40分」とあります。
まあ、うなぎ屋さんだしね。

今日はおひとり様なのでこちらの二名テーブル。

お座敷(掘りごたつ)席もあり、小さな子供がいたら嬉しいね。

メニューを開いてみたりしましたが、もうとっくに決まっているのでさっさと注文。
上うな重(ご飯大盛り)
料理の提供まで20~40分かかるって書いてあったから、店内の様子をキョロキョロと見ていたんですが、体感で20分ほどでうな重さん到着。


はや!
提供スピードハンパねぇ。
うなぎは結構好きなので、色々とうなぎ屋さんには行きましたが、これは早い。
むしろ早すぎるレベル。(ちょっと嫌な予感すらする・・)

上うな重さんオープン!
ご飯大盛りで注文したのでライスはパンパンです。

さっそくイタダキマス。

んっと・・・なんだろうな・・・ぬるい?
焼きたてとか蒸たてって感じのうなぎではなく、焼いて蒸した蒲焼きがあって、注文されたらそれを温いうなぎのタレにじゃぼっと漬けてご飯に乗せたって感じの“ぬるさ”。
グーグルマップとか食べログのクチコミとかでは絶賛されたりしていたので、かなり期待して食べたんですが・・・それがハードル上げちゃった感じかしら。
神奈川県の川入園で先日食べたうな重は久しぶりだったこともありますが「これこれ~♪」と感動すらあったのですが・・・。
口に一口目を放り込んだ瞬間の香ばしさも特に感じず、さらにアツアツごはんを欲張って食べた時のような“ホフホフ感”もゼロ。
あっさりタイプのタレ自体は好みですし、スタッフさんのサービスも素敵、店内も清潔感があってGoodなんですけど、肝心のうなぎが残念。


ひとつ感動が。せちは山椒が好きではありません。テーブルに置いてあったのでちょっと香りをかいでみたら・・・「なんかこの山椒・・・フレッシュな香り」。
きまぐれで少しかけて食べてみたんですけど、“うまい!”じゃん。山椒旨いじゃん。うなぎにめっちゃ合うじゃん。と新たな発見もありました。
以上、成田名物のうなぎを老舗の川豊西口館でいただきましたが、今度は駿河屋さんか川豊本館で食べてみようかなと思った今回の“正直レビュー”でございました。
川豊西口館おまけ

おトイレの近くにこんな張り紙が。
「車で来たけど飲みたくなっちゃった」お客さんに車を置いて帰ってもいいですよ!って。(笑)
運転代行の料金も1000円分負担してくれるなど、優しい心遣い。
「飲酒運転、ダメゼッタイ!」
川豊西口館
■店名■ 川豊西口館
■URL■ https://www.kawatoyonishiguchikan.com/
■住所■ 千葉県成田市囲護台3丁目2−3
■営業時間■ 平日11:00-14:30 土、日、祝 11:00-14:30 17:00-20:00
■定休日■ 水、木曜日
■駐車場■ 無料駐車場あり(隣にもコインパーキングがあります)
■支払い方法■ 現金のみ
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