ご当地ラーメン【本厚木】あっさり風味だけど独特な厚木ラオシャン
本厚木南口を出て相模川に向かい、歩いて約5分。
住宅街の中に佇むラーメン屋「厚木ラオシャン」
![厚木ラオシャンの店頭写真](https://sechigohan.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0440-1024x768.jpg)
駐車場もあるので車で来る方も。(三台くらい)
平塚のソウルフードといわれるラオシャン名物タンメン。
17時ごろに入店。
カウンター(10席くらい?)のみで、
「コの字カウンター」で囲まれたキッチンでラーメンを作ってます。
わたしが行った時は年配の女性(お母さん?)と恰幅の良い男性(息子さん?)の二人で切り盛りされてました。
次々に入る注文にお二人は無駄な会話もなく淡々と作っていく、
熟年の技。そんな感じでした。
お母さんは初めてのお客さんの質問にとてもフレンドリーに答えてくれて、
せちもおすすめメニューや食べ方なども教えてもらいました。
メニューは
タンメン(500円)を基本に、
月見タンメン 570円
ワカメタンメン 570円
月見ワカメタンメン 640円
大盛タンメン 600円
大盛ワカメタンメン 670円
大盛月見タンメン 670円
大盛月見ワカメタンメン 740円
たまねぎ多め 70円
餃子 460円
大盛餃子 690円
と、トッピングと量によって価格が変わる方式。
わたしは、基本の「タンメン」にゆでたまご(not 月見)をトッピング。
![厚木ラオシャンのタンメン](https://sechigohan.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0444-1024x768.jpg)
うつくしい・・・。
そしてちょっと気になった「餃子」も注文。
![厚木ラオシャンの餃子](https://sechigohan.com/wp-content/uploads/2023/04/IMG_0441-1024x768.jpg)
カウンターは10席程で、
混んでいたとしてもそれほど待つ訳でもなく、
むしろ目の前の調理を見ているとあっという間に提供されます。
肝心の味はというと、
普通のラーメンを想像すると・・・「なにこれ?」となること間違いなし。(笑)
せちは若いころに食べたことがあるので、
一口目から(あぁ、なつかしい)と心でつぶやいていましたが、
スープはあっさり豚骨(皆さんが想像する豚骨スープとは全く違います)、
タレ、酢、刻み玉ねぎの甘味、
そこにお好みで自家製ラー油。
麺はそうめんというか、にゅうめんのような「つるっと」した柔らかめ。
自己主張はあまりなく、むしろすすられる風情の為だけにあるような存在感。
アジア諸国で朝食に出てくるようなあっさりヌードルというか、
飲んだ後に重すぎない締めのラーメンにぴったりというか、
良い意味で「いっぱい食べただけでは満足しきらない」ような不思議な感覚。
すこし酸味のあるシンプルなラーメンで、本厚木では昔から「駅前タンメン」として駅ロータリーの屋台で愛されていました。
これを一度食べてハマると、そう、また行きたくなるんです。
勝手な思い込みかもしれませんが、
他のお客さんの顔からも、
(また来ちゃったな・・・)
という想いが伝わってくるような。(適当)
そんな不思議な厚木ラオシャンさんでした。
この味わいは食べてみないとわからないと思うので、
近くに来られた際はぜひ食べてみてください。
厚木ラオシャン
■厚木ラオシャン
■URL https://tabelog.com/kanagawa/A1408/A140802/14000182/
■住所:神奈川県厚木市旭町3-2-5
■営業時間:9:00~22:00
■定休日:水曜日
■駐車場:有(無料ー店の前に3台ほど)
■支払い方法:現金のみ