小田急小田原線の栢山駅、または伊豆箱根鉄道大雄山線塚原駅近くにある「あしがら蕎麦 やぶ久」。
大雄山最乗寺＆洒水の滝を散歩したあとに夕飯をと考え、大雄山駅前のお蕎麦屋さんに向かったのですが、お店の前に「お蕎麦売り切れ」と張り紙が・・・（泣）
すでにお口がお蕎麦になっていたので、急遽Googleさんで近隣のお蕎麦屋さんを検索。そしてこちらのやぶ久さんにたどり着きました。
急遽ネット検索をしたことが来店のキッカケではありましたが、結果的には美味しいお蕎麦に出会うことができ、大満足でした～。そんなやぶ久さんのお蕎麦をレビューさせていただきます！
近所にあったら嬉しいお店 昔懐かしいおいしいお蕎麦に出会える
検索をして車で向かったのですが、看板やお店の建物は多くの人がイメージする「田舎のお蕎麦屋さん」。お店の前には大きな文字で「そば」とあり、駐車場もあってありがたい。
素敵な佇まい。営業中も一目でわかります。
駐車場はお店の前に4台くらい。（裏にも数台スペースがあるようなので、お店の前が埋まっている場合はスタッフさんに声掛けすると案内してくれると思います。）
期間限定メニューの新玉ねぎかき揚げ天せいろとおすすめの三味そば
お店の前には期間限定のメニューとおすすめの三味そばが張り出してありましたが、ほかのメニューも見たいので、入店まで何を食べるかを決めるのは我慢。
テーブル席が4つ、半個室が一室、口の字になっているカウンター席とこじんまりとした店内。
お店に着いたのは１７時くらいだったかな。テーブルは埋まっていたようでカウンター席に着席。（申し訳なさそうに通されましたが、気にしませんよ～）
席について注文を決める前に色々とお蕎麦のお勉強。
ふむふむ、毎日手打ちでお蕎麦を打っておられるとのこと。だしは本節（真鰹）、宗田節（ソウダ鰹）、サバ節を使っていて、化学調味料は入っていないんですと。期待値上がりますね。
そば打ち体験コースもあるようです。やってみたい～！平日のみなのは残念ですが、いつかは自分の打ったそばを食べてみたいです。
お蕎麦は注文を受けてから作り出すとのことで、「混雑時にはお待たせするかもしれません。お急ぎの方は他の飲食店をご利用くださいませ。」と。
お蕎麦へのこだわりを感じられるお知らせにワクワクしてきます。
店内に漂うおダシの香りと一件目のお蕎麦屋さんに入れなかったことも相まって、せちもパートナーちゃんも準備万端です。早く食べたくて仕方ありません。
メニューを見てみましょ。
大きく「冷やし」と「暖かいそば」の二つに分かれています。
「冷やし」チームには、天せいろ、おろしそば、手打ちせいろ、のりせいろ。「温かいそば」チームには天ぷらそば、卵とじそば、かき玉そば、にしん蕎麦、などなど・・・。
迷う。
全部食べたい。
迷いに迷ってパートナーちゃんは「海老天付けとろ せいろ（２２００円）」
せちは「天丼付きせいろ蕎麦（値段忘れました・・・）」
サクサクに揚がった「海老天、ピーマン天、カボチャ店、えのきだけ天」がのった天丼。さっぱり天つゆタイプではなく、どちらかというと甘辛濃いめの天つゆでまとまった一品。
ぱっと見「少ない？」って空腹時には思いましたが、お蕎麦と一緒だと丁度良いくらい。そして隠れていますが海老天ちゃんの太さ。よくある衣でかさましされた海老天とは大違い。歯ごたえもブリブリ、えびの風味もむんむん、衣サクサクで最高です。
せいろでさっぱりとしたところにこの天丼で”ずしっ”と満足感にボディーブローです。
つるつるした食感のせいろそば。温かいお蕎麦も美味しいですが、せちは圧倒的に冷たいお蕎麦派。そば感満点のぼそぼそ系のはイマイチですが、こちらのは絶妙につるっとしていて甘めのだしにぴったり。口の中に広がるお蕎麦の香りもさわやかでした。
お店の人に聞けばよかったですが、七味、ワサビと共に置いてあった謎の粉・・・。うなぎもメニューにあったから山椒かな？と思いましたが、クンクンしてもあまり匂いがない。次回お邪魔したらきいてみよっと。
レジ周りにも書いてありますが、お会計は現金のみとのこと。
一件目のお店が売り切れだったことからお邪魔した「やぶ久」さんでしたが、期待を遥かに凌ぐ美味しさに大満足の夕飯でした。
近くに寄ったらまた食べたいです。ごちそうさまでした。
同じ南足柄市にある大雄山最乗寺さんは晴れた日のお散歩コースに最高！
そしてお散歩で疲れた身体を癒してくれるのは最乗寺参道にある“天んぐ茶屋”さん。
特に桜の花見シーズンにはカウンター席からの「花より団子」がおすすめです～！
あしがら蕎麦 やぶ久
■店名■ あしがら蕎麦 やぶ久
■住所■ 〒250-0117 神奈川県南足柄市塚原１３５４
■営業時間■ 11:00～14:30、17:３0～21:00
■定休日■ 木曜日
■駐車場■ あり
■支払い方法■ 現金のみ
